2020年02月06日
仕事帰りの運転、遠くが見づらくなってきた方へ。

近くをずっと見ていると、遠くにピントが合いづらい。もしかして近眼になったのでは?そろそろメガネを考えようか・・・。
ちょっと待ってください!近視の原因の多くは、近くを見る生活習慣にあります。それを改善しない限り、メガネやコンタクトレンズを作っても、レーシック手術をしたとしても、再び度が進行してしまうでしょう。

といっても、パソコンやスマートフォンを多用する現代人、近くを見ないわけにはいきません。そこで、眼に負担をかけない方法を知っておくことが大切です。それは、距離であったり、時間であったり、近くを見る生活習慣を少しづつ改善することで、近眼度数の進行や、疲れ眼の軽減に効果があります。
調節力と近点(ピントが合う近くの限界距離)の年齢別平均値

調節力:近くにピントを合わせるための余力
(近点距離は、近視や乱視などを補正した状態での測定値)
この表でわかることは、40代半ばになると、近くを見るために、持てる力をフルに使っていうことです。この状態が長時間続けば、筋肉は緊張状態になり、眼は疲れ、遠くがボヤけ始めます。この状態で安易にメガネを新調するのは要注意です!
40代からの遠方用メガネの考え方は、まず近くを見ることのケアを第一に考えるべきです。近年、パソコンやスマホを多用する現代人にマッチしたメガネレンズが数多く開発されています。生活習慣に合わせたレンズを的確な度数でチョイスすることで、眼の健康を守りながら、仕事の効率をアップさせることができるでしょう。
SSS級認定眼鏡士 春田哲弥
HARUTA くさなぎ春田眼鏡店