HARUTA〜くさなぎ春田眼鏡店

世の中には「どうしてこんなに安いの？」と思わせる商品が沢山あります。ハンバーガーしかり、牛丼しかり。でもちょっと不安になってしまうのは、価格が品質に比例しているのを私たちは知っているからです。
ではメガネの品質の差はどこにあるでしょう？一見してわかりづらいと思いますが、素材や製法に違いがにあります。

メガネには成分表示義務がなく、素材の純度を知ることができません。でも日頃扱っていてわかることは、安いプラスチックフレームは、温度変化による収縮や変形、経年経過による劣化が激しいです。また安い金属の場合は、純度のバラつきによる断裂、化学変化による腐食、メッキや塗装の下地工程の簡略化による剥がれなどなど、いろいろ見受けられます。

良質プラスチック素材を提供しているイタリアのマツケリ社の場合、生地を１年間寝かせて、素材を安定させてから出荷しています。信頼のおける金属フレームメーカーの作業工程は３００以上だそうです。安いフレームは、手を抜けるところはとことん抜くというスタンスでコストダウンを図ります。クオリティーの差は当然です。それが価格の違いになります。